埼玉ビルメンテナンス協同組合　株式会社クリーン工房

一般的には「ビル管理（ビル管）」又は「設備管理」と言われる業種になります。
但し「埼スタ」での業務は一般的なビル管と言うよりは総務に近いかもしれません。
もちろん「電気設備」や「機械設備（空調や水等）」の点検や小修繕も行いますが、
設備管理業務以外に、イベント業務の補助的なことなどもおこなっています。例えば、お客さんが座る座席の故障修繕を行ったり、トイレの詰まりを直したり、照明が切れれば電球交換なども行っています。
電球交換と言えば、昨年メインピッチの照明がLEDに変わりましたが、それまでは一般的に言うところの水銀灯でしたので年に数個は球切れが有りましたので、屋根に登ってその電球交換なども行っていました。
　
その他、Jリーグ等の大規模試合以外の小規模イベントに於いては、大型映像装置の操作やカメラ操作などのイベント補助も業務として行っています。
そして特に重要なのが試合に関係する業務になります。
試合の三日前から準備が始まり、試合日にはMAX 63,000人が見に来られますので普段使用していないところも全て点検しています。トイレの点検を例に言えば「水は出るか？詰まっていないか？」だけではなく、「個室の鍵が掛かるか？便座は割れていないか？」等も全個数（約800ヶ所）点検しますし、不具合が有れば修理もします。お客様が快適に楽しんで観戦してもらえるよう点検を行っています。

余談ですが、試合日には選手が入るお風呂を沸かすなんて事も自分たちの仕事です。

作業内容としては複数人で協力して行う仕事は少なく、ほとんどの業務が単独行動になります、基本のルーティンワークに関しては、その日に行う人は事前に決めてありますが、そのほかの業務に関しては、各個人が考えて責任を持って作業するようにしています。
　勤務体制がシフト制になるので、職員が毎日顔を合わせるわけではないので、コミニュケーション的には難しい部分も有りますが、それでもしっかり協力やフォローも出来ていると思います。サッカー的に言えば「個人技を生かしたチームプレー」な職場です。

試合日に起こるイレギュラーな事態に対して、予測できることには事前に対応策を考え準備していますが、予測不能な事態に対して即座に対応し、試合やお客様に迷惑の掛からないように出来るだけ速やかに対応でき、試合が無事に終わった時には達成感を感じますね。

楽しかったこと？
仕事は常に楽しくやっています。

今まで蓄積してきた多くの知識や経験を活かす事が出来れば何も難しい事は無いと思っています。